岩下さんご家族
移住年月:平成28年6月
出身地:熊本市
移住スタイル:Iターン
移住のきっかけ
熊本市内ご出身の岩下さん。奥様とは沖縄で出会い、以前は二人でお花屋さんを経営されていた。
観光農園に興味があり、南阿蘇で就農をしたい、と移住。
農業研修を終え、独立しトマト農家としてスタートした最中に、熊本地震で被災した。
何も考えることができない状態だったが、前に進まないといけないという思いから、新たな居住地を探す中、当時天草市が被災者向けへ
無償で住居を提供していたということ、もともと観光農園をしたいという思いがあるので観光地の天草ならばと天草市への移住を決意した。
天草市に移住してから
移住して早々は、なかなか田畑が見つからず苦労し、やっと借りられた田んぼは少し深さがある。
そこで考えたのがレンコンの栽培。知識0からのスタートとなった岩下さんは、熊本市内の有名なレンコン農家さんへ学びに行き、レンコン農家を創業。
岩下さんの一生懸命な姿を見て、周りの方も協力してくれるようになり、広い田んぼを貸していただけるようになった。
現在のくらし
移住して4年、今では地域の方誰もが知るレンコン農家さんへと発展した。
天草の人は、阿蘇と比べてもマイペースでオープンな人が多い、と岩下さん。
「周りの方がとても親切なので、居心地がいい。買い物がちょっと不便かな。夏場の買い物はクーラーボックス必需品です!」と食料品の買い出しには少し苦労されていた。
「近所の方へレンコンを持っていくと、魚を頂く。田舎ならではの物々交換も助かる。天草は本当に魚が美味しいと実感した。」とご夫婦で声を揃えておっしゃっていた。
今年の夏は、コロナで遠出できなかったので、子どもと天草の海を堪能ボディボードも始めました!と海の暮らしも楽しまれていた。