原田さんご家族
移住年月:平成31年4月
出身地:広島県
移住スタイル:Uターン
移住のきっかけ
天草を離れたのは、高校を卒業してから。広島県で29歳までの11年間、車関係の仕事をしていました。
ゴールデンウィークやお正月などの長期連休で帰ってくるたび天草の良さを実感し、再度自然に興味を持ち始め、実家が農家ということもあり、25歳くらいからだんだん跡継ぎも考えるようになっていました。」
奥様の愛さんは、天草に住むことに悩みましたが孝平さんの思いが強く一緒に天草へ移住を決意されたようです。
天草市に移住して感じたこと
広島の生活では感じることが出来なかった、自然の香りや山々の色の変化に四季を感じ、子育てにもとてもいい環境。孝平さんのお父様・お母様の支えもあり、愛さんも少しずつ天草に馴染んでこられたようです。
天草の苦手なところは…?とお尋ねすると熊本市内からは遠く、車がないと不便…虫がどうしても苦手…と田舎ならではの苦労もされていた。
また、天草の好きなところは…?海が綺麗で自然豊か、天草の食材が豊富で、しかも新鮮で安い!昔の知恵を伝えてもらえる、天草の人は親切すぎてびっくり!と人の温かさを感じられていました。
取材に行った際にお子さんが伸び伸びされているのを見て、私たちも心が安らぎました。
現在のくらし
2019年4月に天草へ帰ってからお二人は農業研修を受けており、実家の農家を手伝いながらも新しいことをどんどん取り入れていこうと、日々いろんなことに励んでおり、趣味で家庭菜園も楽しまれています。
後日、農業研修の方にもお邪魔させていただきました。「農業研修を受けようと思ったきっかけは、実家の農業を受け継ぎ、さらに種類を増やし、手を広げ天草一の農家になりたいから」
JAの方にも、少しお話を聞かせていただきましたが、「やはり農業をするなら強い気持ちがないと続かない」と仰っていました。
年間を通しての作業になるため、4月から研修を受けられた原田さんは毎日が勉強の日々。
他の農家さんのところに行かせていただくこともあるそうですが、皆さん快く受け入れてもらえるそうです。
農業研修期間は、1年~2年、果樹・きゅうり・デコポン・畜産・花・ミニトマトの6種類から選べ、プレ研修で本人の意思を確認し、
座学なども取り入れながら研修がスタート。育てる楽しみ、手のかけ方で育ち方も変わるので、やりがいを感じる仕事のようです。
日々の暮らし、子育て、仕事、共に充実した日々を過ごされていました。
原田さんの「そらよかファーム」
「そらよかファーム」Facebook(外部リンク)