移住のきっかけ
滋賀県ご出身の旦那様、愛知県ご出身の奥様。ともに旅先の沖縄で出会い
「いずれは田舎で暮らしたい」とそれ以来ふたりで日本全国移住先探しの旅を続ける
そんなときたまたまネットで見かけた天草の移住プログラムで年末天草にお試し移住
奥様は当時仕事の都合で行けず旦那様だけであったが
「夏の天草も見てみたい」と滞在を延長
もともと奥様も温暖な海の近くが希望だった為その後合流し
そこで海の見える高台の空き家と出会い天草での移住がスタート
空き家を借りる為にも、市の研修プログラムもあり
公的な就労のしかたということで大家さんや地域住民の信頼も得やすいだろううと
なんとなく、理想の住処を得るためにはじめたのが農業という選択でした。
まるみ農園の日常
山間のひらけたところにある海の見える農園
青々としたきゅうり畑
「毎日笑って過ごすことが目標」
と語るご主人。ふつうイメージする農家さんはたくさんの作物を作り、それを卸し
まとまった収入を得る生産性を重視するものと思っていたが
まるみ農園の根本にあるのは”自分の畑に常に何か植えたい!大きくなるのが嬉しい!収穫が楽しい!”
と移住者をはじめ、おおよそ野菜を育てる人のほとんどが持つ喜びが原動力であり
何よりの肥料になっていると感じました。
その結果「うちの畑も使ってくれ」と地域の方々から畑を譲り受け、少しづつ畑も大きくなり
野菜たちは主に無農薬や自然栽培で元気に力強く野菜本来の姿で大きくなっている印象を受けました。
今後の目標
大きなウリ科の作物へちま
コットンの花
旦那様の頑張っていきたいことは「人より多く笑うこと」。
この言葉の裏にはこれまでの苦労も垣間見えた。大変なことも多いがその分人より笑って
その苦労さえも楽しんでしまう旦那様のDNAは、小学校から帰ってきた子どもたちの笑顔に
確実に引き継がれていました。
奥様は「農業を通じてたくさんの人達と繋がれるコミュニティをつくりたい」と
この夏から農家民泊、”旅人が紡ぐ宿、農家民泊まるみ農園”として
実際に農業を体験もできる民泊のスタートや、
食べるだけの野菜ではなく、へちまやコットンを使った自然環境を守るプロジェクトもやられるとのことで
またより多くの笑顔を作っていかれるようです。
まるみ農園
TEL 090-9618-6047
MAIL amymitayan@gmail.com
まるみ農園HP https://marumi831.thebase.in(外部リンク)
農家民泊HP https://maruminouen831.hp.peraichi.com/(外部リンク)