Aさんご夫妻1

「地元の人がやさしく受け入れてくれました」

主人が現役の頃は、仕事の都合で全国各地を転々としていました。 主人は日々仕事に追われ、都会での生活に苦悩する日々が続いていました。 ある日、子どもから「私の故郷はどこか?」と尋ねられ、子どもたちに実家と呼べる場所を作ってあげたいという思いを抱き、主人の早期退職を機にどこかへ移住したいと定住先を探しました。


移住後は農業をやりたいと考えていたので、海の近くとは考えていませんでした。 たまたま見かけた分譲地の広告を頼りに、天草に来て、海と山の両方が揃っている場所という希望を超える分譲地を見つけたことが、天草への移住を決意した要因でした。


Aさんご夫妻2

平成20年4月に購入した分譲地へ念願のログハウスを建てました。 建築する業者さんにはいろいろ要望を聞いてもらって、海に合わせたデザインにしてもらいました。 家の中の家具は主人の手作りです。主人が日曜大工にはまっていた時期と重なったので、自分たちが思ったとおりの家にすることができました。


移住前から市役所へ農業がやりたいと相談し、移住後になんとか紹介してもらった畑は、10年以上も放置された荒れ地でした。夫婦2人で木の伐採や除草を始め、畑として使えるまでに半年近くもかかりました。 それでも2人が本気で頑張っている姿を地元の人が認めてくれて、機械の貸し出しやお手伝い、さらには新たな畑の提供など地元の人から様々な支援をいただくことができました。

今ではブルーベリーや椎茸の菌床栽培などの農業に加えて、4月から9月にかけて、上天草市松島町のフィッシャリーナ天草でカフェを経営するまでに至りました。 少しずつではありますが、リピーターも増えつつあり、ご来店いただいたお客様にお料理やお菓子、お飲み物などを提供しながら、日本各地からお越しのお客様とひとときの交流を2人で楽しんでいます。

様々な機会に地元の人と交流し、2人の夢を語るといろんな手を差し伸べてくれる、2人の夢が実現するように必ず協力者が現れてくれる温かい場所でした。

今後はこれまで楽しんできた半農半カフェ生活をできる限り続け、地元の方と協力しながら、忙しいけれども楽しいスローライフをおくりたいと思っています。