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『「ここだ!」と直感して天草へ移住。毎日が充実しています。』

私は都会で企業に勤めていて、定年が見えてきた頃から、できるだけ自給自足の生活を送りたいと考えるようになりました。私は、その頃住んでいた自治体が運営している貸農園の一部を借りて、仕事の合間を縫って畑仕事を楽しんでいました。


定年を間近に控え、阿蘇地方を中心に5日間かけて移住先を探しに行きました。1,2軒の空き家がありましたが、満足いく物件がありませんでした。この後をどうしようか迷っている時に、熊本の地元紙に天草で開催された体験ツアーの記事が掲載されているのを偶然見つけました。早速主催しているNPO法人グリーンライフあまくさの事務局へ電話して、翌年の3月に開催された2泊3日の体験ツアーに参加させていただきました。 


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体験ツアーに参加してみて、天草が他の地域と比較して絶対的に良かった条件は、1.地域の人々の温かさ 2.海と温泉があること 3.くだものが新鮮であること 4.松島を中心とした風景の良さ 5.年間平均気温が約17℃であることです。

その後、5月に再度、天草を訪問し、天草市が運営されている空き家バンク制度に登録してある物件を2日間にわたって案内していただきました。現在の住まいはその中の1軒ですが、見せていただいたときに「ここだ!」と直感し、 1時間で即決しました。

そして8月29日に念願の移住が実現しました。 私は畑で野菜づくり、妻は花壇づくりが日課で、平成25年度からは近くの直売所へ出荷して販売を始めました。 出荷するようになって初めて気付くことも多く、出荷のタイミングや花の組み合わせ、値段の設定など2人で相談しながら、少しでも多くの商品が売れるようにと工夫に工夫を重ねる日々が続いています。

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 天草へ来たばかりの頃は、天草のことをまずは知ろうと考え、13日間かけて天草を1周歩いてまわりました。 移住した地区が1番いいねと2人で実感することができました。 また、移住した地区にある8軒のみかん農家に行って収穫作業などのボランティアをしました。 そのおかげで地区の方々ともすぐに馴染むことができて、地区で練習されているミニバレーにも毎週参加しています。

私が企画した「天草市セカンドライフネットワーク(移住者の会)」は、これまで7回開催することができました。 毎回約20~30人の方が出席され、自分の近況報告から生活や農業、漁業などまで幅広く情報交換がなされています。 お互い全く異なる場所から天草へ移住してきた仲間ということで、移住者同士での交流も生まれています。

今後は夫婦2人で農作業や花づくりをしながら少しずつでも販売を続けていく、趣味と実益を兼ねた田舎暮らしで、健康で楽しく生活していきたいと考えています。